新高1生へ~大学受験に向けて~

お久しぶりです、大城です!

公立高校入試まで残り約1週間となりました。ラストスパートです。頑張っている受験生の皆さん、その調子で駆け抜けましょう!

さて、話は変わりまして。

本日は、大学受験を考えている新高1生、そしてその保護者の皆へ、大学受験に向けてのお話をしようと思います。

①入試の種類について

大学入試には、大きく分けて総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜の三種類があります。

総合型選抜とは昔でいうところのAO入試ですね。大学が求める学生像に合う学生を、面接などを通して選抜します。

学校推薦型選抜は、高校からの推薦が必要な入試です。高校の先生方が、大学側が定める基準をクリアした優秀な生徒を推薦してくれます。

一般選抜は主に、大学入学共通テストと、大学独自の2次試験を受けてその点数と調査書で合否が決まる入試です。

②それぞれの入試の割合

2021年度の入学者の割合を国立、公立、私立大学に分けて見てみましょう。

国立大学の入学者割合

国立大学では、総合型選抜と学校推薦型選抜を合わせると約20%で、文部科学省の目標としては30%とのことなので、今後増えていくと思われます。

公立大学の入学者割合

公立大学では、総合型選抜と学校推薦型選抜を合わせると約30%となっています。

私立大学の入学者割合

私立大学では、総合型選抜と学校推薦型選抜を合わせると約60%で、すでにだいぶ推薦重視となっています。

③それぞれの入試で合格するために

総合型選抜・学校推薦型選抜で合格するためには、ズバリ!

高1の時から、評定を稼ぐ必要があります。

一般選抜で合格するためには、高校3年間の学習内容を先取りして早めに終わらせて実践演習をする必要があります。

これにはもちろん理由がありまして、職業科以外の高校生でも全員が全員大学進学するわけではないから、大学進学に向けたカリキュラムが組まれていないこともあるためです。

逆に、進学率の高い高校では進学率の低い高校よりも速いスピードで学習が行われている傾向にあるとも言えます。

④まとめ

かつての状況とは違い、推薦系の入試も主流になってきているため、「俺は一般で大学に行く」や「私は推薦で大学に行く」といった決めつけはせずに、どちらにも対応できるように学習を進めていくほうがいいと思います。

進学率の高い高校に進学するのであれば、学校のスピードに置いて行かれないように、または少しでもいいから先取りして早いうちから実践問題に取り掛かることが大事です。

そこまで進学率が高いとは言えない高校に進学するのであれば、学校の進度を置いてきぼりにする速さで学習を進めつつ、定期テストではしっかり点数を取り、内申点を稼いでおくことが大事です。

最後に一つ補足させてください!

先取り学習は全ての科目で必要というわけではありません。大学入試では国数英理社の主要5教科においても、大学・学部によって必要な教科・科目が違いますからね。

では、高校入試ラストスパート、頑張ってください(^ ^)

(医学部受験・難関大受験を考えているならこちらも参考に)